携帯電話とPHS
子供に携帯電話を持たせようと思った時、携帯電話ではなく、PHSという選択もあります。
PHSというと、NTTドコモの撤退と明るいニュースがないように思いますが、実はメリットもたくさんあるんです。
実際には携帯電話を使っている人の方がだんぜんに多いですが、店頭には可愛らしいデザインの子供向けPHSがいくつか並んでいます。
バンダイとウィルコムが販売している子供向けPHS端末「キッズケータイ papipo!(パピポ)」は主に7―12歳の女児をターゲットにしたとてもかわいいPHS。
通話・メールだけでなく、女児が好むキャラクターを使った待ち受け画面・ゲーム・着信メロディなどを揃えた充実使用。
「ぱぴぽブルー」「たまごっちバージョン」「ちゃおスタイルバージョン」の3種で展開されています。
さて、携帯電話とPHSの違いをご存知ですか?
意外にはっきりとした違いは分からないという人は多いのではないでしょうか。
どちらも無線を使用した電話システムであることは同じです。
大きな違いは出力の違いなんです。
もともと家庭用のコードレスPHONEとして開発されたPHSは、小出力で、電波は直線で200mくらいしか届きません。
それに比べて携帯電話は大出力で、数キロ先にも電波が届きます。
PHSは都区内のほとんどの地下駅や地下街で使用できることもメリットです。
東京メトロ地下鉄の全ての駅ホームでも、使えるようになっています。
なぜPHSでできて携帯でできないかは、コストの差です。
小出力のPHSは、アンテナをたくさん作らなくてはいけないのですが、4〜8程度の回線数で済むため、PHSのアンテナはとってもコンパクトで、電柱や駅、電話BOXの上など、いろんな場所に設置することができます。
回線数が少ない分、コストも安く済みます。
大出力の携帯電話は、回線数が多く、建物内での設置は困難です。
マンションの屋上などの広い場所を利用して設置されています。
大掛かりな設置になるので、コストがかかりやすいといったデメリットがあります。
また、1つのアンテナで広範囲をカバーしているので、どうしても音質が悪くなってしまっているのが現状です。
音質もPHSに軍配が上がります。
ですがサービスの面では、携帯電話の方が充実しています。
PHSは街中では問題ないのですが、郊外の、閑散とした場所に行くと使用できなくなってしまうのです。
またPHSは、高速で走っている車中では接続が保てなくなり、使用できないといったデメリットもあります。
このように携帯電話とPHS、それぞれにメリット、デメリットがあります。
それぞれ使用する地域、使い方によって、どちらが向いているのか違ってきますので、自分に合ったものはどちらなのか、一度考えてみてくださいね。

